行く前に知っておきたい!沖縄の歴史・文化

激動の時代を耐え抜いてきた沖縄の歴史

沖縄への旅行をお考えの方!実は沖縄には、激動の歴史があることをご存知でしょうか?沖縄の歴史を知れば、旅も違った趣が感じられるはずです。沖縄のことを、「琉球」と呼ぶことがありますよね。これは昔、沖縄が1429年から450年もの間、日本でも中国でもない独立国家「琉球王国」だったためです。その後、1879年に日本国の薩摩藩によって強制的に併合され、日本の領土として支配されました。そして、太平洋戦争の際、日本で唯一陸上戦が行われた沖縄は、終戦後にアメリカ軍に占拠され、アメリカの統治下におかれました。米軍基地が沖縄にたくさんあるのはこのためです。それから、沖縄の日本復帰を望む機運が高まり続け、戦後27年経った1972年、ついに日本に復帰を果たしました。今でも、年配の方の中には「沖縄へ行くにはパスポートが必要」という感覚の人も多いでしょう。

文化を柔軟に取り入れてきた「ちゃんぷるー文化」

赤瓦の古民家・独自の料理に色鮮やかな琉球衣装など、沖縄には本土とは少し違う、とっても魅力的な文化が根付いています。この根源となったのが、450年間続いた琉球王国時代。アジア各国との貿易が活発に行われていたため、独自の文化が発達し、日本語とは少し違う言葉が使われるようになりました。最大の貿易相手国だった明や清の影響は強く、建築物や琉球料理に中国風のものが多いのはこのためです。そして、沖縄料理でよく使用されるコンビーフやランチョンミートなどは、アメリカ統治時代に影響を受けて市民へと広まりました。また、お土産としても人気の琉球ガラスは、アメリカ軍が使用した色付きガラスを再利用したことから始まった物です。様々な国との交流を通して、互いの価値を認め合い、変化や多様性に柔軟に対応してきた沖縄だからこそ、現在の文化があるのです。